Research Integrity
小出研は真面目に研究に取り組んでいる研究室です。
科学に携わるものとして「あたりまえのこと」をきちんとできるようになるまで教育します。
私たちは、自然に対して、その「美しさ」に敬意を払い、「優れたもの」への畏敬の念をもって接します。
小出研では「ラボマニュアル」を制定・運用しています。研究室への参画者には「ラボマニュアル」を理解し、署名することをあらかじめ求めています。
(以下、「小出研ラボマニュアル第5版」からの抜粋)
- データのねつ造、および論文執筆時の第三者情報の剽窃は、科学研究の場に身をおくものとして決して行ってはならない行為である。従って、このような行為が故意になされ、それが発覚した場合には、事の大小を問わず、警告なしに、即、当研究室から追放することがある。
- データ管理について
実験はデータ(情報)を取得するために行うものであって、実験それ自体には価値はない。必要な情報が正確に記載されていない実験ノートはただのゴミである。正しく記録をつけ、それを正しく管理することのできない者は、研究者として失格である。
実験ノートのつけ方
- 実験ノートは、研究室から配布したものを使用のこと。
- ノートを持ち帰ってはならない。
- 経時的に、前のページから順に書くこと。後で記入するために空白ページを設けることは不可。
- ノートには、必要な一次情報を、その日のうちに記入すること。
- 記入には、消えないインクを用いること。データ等の貼付には糊を使用すること。
- 情報の修正は、取り消し線で行うこと、修正液の使用は不可。
- 後日データを修正する場合には、修正の日付、修正者がわかるように書くこと。
- その日の実験が全て終了した後に、他の研究室メンバーによるチェックを受け、チェック者は記入内容の下にサインをすること。
(以下略)
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<stop.pptx ダウンロード (113 KB)>
参考リンク:「誠実な生命科学研究のために」