Research Integrity
「ライフサイエンスにおける誠実さの概念を共有するための指針の構築」プロジェクト
成果および関連する資料を公開しております。
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小出が分担執筆しました。
「あなたの知らない研究グレーの世界」
榎木 英介, 田中智之 (中外医学社)
http://chugaiigaku.jp/item/detail.php?id=4362
第96回日本生化学会大会(福岡)にてシンポジウムを行います。
「研究評価と研究公正を考える」
2023年10月31日(火) 17:00〜19:10 第3会場(202)
オーガナイザー: 田中 智之(京都薬科大学) 小出 隆規(早稲田大学)
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「研究 技術 計画」誌の特集「知的生産と倫理的・法的・社会的課題」に共著で論文を発表しました。
「研究公正:現状とELSI/RRIにおける重要性」
田中 智之, 加納 圭, 小出 隆規
J-STAGEから全文読めます。
研究倫理の教科書として使える本を出版しました。
「科学者の研究倫理ー化学・ライフサイエンスを中心に」
田中・小出・安井共著 (東京化学同人)
http://www.tkd-pbl.com/book/b361263.html
薬学雑誌 誌上シンポジウム
「公正な研究活動を推進するためには」
J-STAGEから全文読めます。
日本薬学会第137年会仙台にてシンポジウムを行いました。
「公正な研究活動を推進するには」
2017年3月25日(土) 9:00〜11:30 仙台国際センター「展示棟」1階会議室1
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シンポジウムは成功裏のうちに終了しました。ご参加いただいた方ありがとうございます。
シンポジウムの詳細は
「誠実な生命科学研究のために」
にもアップされました。
小出研は真面目に研究に取り組んでいる研究室です。
科学に携わるものとして「あたりまえのこと」をきちんとできるようになるまで教育します。
私たちは、自然に対して、その「美しさ」に敬意を払い、「優れたもの」への畏敬の念をもって接します。
小出研では「ラボマニュアル」を制定・運用しています。研究室への参画者には「ラボマニュアル」を理解し、署名することをあらかじめ求めています。
(以下、「小出研ラボマニュアル第7版」からの抜粋)
- データのねつ造や改竄、および論文執筆時の第三者情報の盗用(剽窃)は、科学研究の場に身をおくものとして決して行ってはならない行為である。従って、このような行為が故意になされ、それが発覚した場合には、当研究室から追放することがある。
- データ管理について
実験はデータ(情報)を取得するために行うものであって、実験それ自体には価値はない。必要な情報が正確に記載されていない実験ノートはただのゴミである。正しく記録をつけ、それを正しく管理することのできない者は、研究者として失格である。
実験ノートのつけ方
- 実験ノートは、研究室から配布したものを使用のこと。
- ノートを持ち帰ってはならない。
- 経時的に、前のページから順に書くこと。後で記入するために空白ページをあけることは不可。
- ノートには、必要な一次情報を、その日のうちに記入すること。
- 記入には、消えないインクを用いること。データ等の貼付には糊を使用すること。
- 情報の修正は、取り消し線で行うこと、修正液の使用は不可。
- 後日データを修正する場合には、修正の日付、修正者がわかるように書くこと。
- その日の実験が全て終了した後に他の研究室メンバーによるチェックを受け、チェック者は記入内・eの下にサインをすること。
(以下略)
参考リンク:「誠実な生命科学研究のために」